JAM's Factory

大阪・道頓堀にあるギターショップ・ジャムズファクトリーです

1本入魂!!!

昨年の11月頃、とあるお客様が
このギターを買取りでお持ち込みくださいました。

Fender Japanが1990年頃に発売したUSAパーツを搭載し
ラッカー塗装が施されたテレキャスター1952モデル。
色焼けや廃れ具合は遠目で見れば
ヴィンテージに見えるかな?ってくらい使い込まれたギターです。
が、店頭に並べて次のお客様にお譲りするには
かなりの手間を掛けなきゃいけなく.....

さて、このギター。
当店クラフターのこだわりでどこまで仕上がるか!?
コソっと観察日記をつけてみました。
TL52-90.jpg

1.弦は外されちゃいましたが、全体はこんな感じです。
 使い込んだ感じと、ちょっと放置されてたので、エエ味が出てるでしょ?
2.パーツの汚れやらギタースタンドのゴム部との塗装カブレやら...
3.プレート、ポールピースの錆び、ブラスブリッジのくすみなども...
4.ハイポジションのフレットは状態良好!が、
5.ローポジションのフレットはすり減り指板までエグれてまして...
6.ヘッドはキズも少なく良好ですが開放弦にビビリ発生
7.ペグもタバコのヤニやホコリで、くすんでます

【作業開始!!】
TL52-902.jpg

8.さてバラし開始、パーツを1つ1つ外します
9.バラし終わったのでパーツを並べて記念撮影
10.ギターの解体新書ですね、
 この写真、カッコイイ!って感じたあなたは楽器好き認定(^^)b
11. ピックガードを外せば色焼けした跡と細かなホコリが大量に
12.1つ1つネジの細部まで磨き上げてます
13.指板の削れを修正するために塗装を剥がして研磨します
14.フレットを打替えてます、どのフレットをチョイスするか気になりますね♪
15.屋上のブ−スで指板の塗装、ブースは外気と同じで夏は熱く冬は激寒く...
16.日に焼けて黄色身がかった感じで仕上げてみました
17.丹念に磨かれたボディーにパ−ツが組み込まれていきます
18.クラフトマン・コダワリサウンドに近づけるため内部配線に
 Western ElectricワイヤーとLENZのワイヤーを使用
 キャパシターをSPRAGUE 0.033mfへ変更しました♪
19.ネックをセット、この瞬間、息が吹き返えった感じがしますね
20.Daddario EXL110(0.10-0.46)がチョイスされ弦が張られました
21.ナットにビビリがあったので無漂泊牛骨ナットへ交換

TL52-903.jpg
で、こんな感じに。ええ風体。
そしてジャギ〜ンとしたサウンドに♪
お持ち込み頂きますすべてがここまで使い込まれた状態ではないですが
クラフター達の楽器調整はココまでやっちゃいます。
1本1本個性があって、その可能性を引き出してあげたいと思ってます。
もし修理でお困りの際にも、行くアテのない楽器達がありましたら
是非一度、ご相談下さい♪

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